計算方法
基本方針
本サービスの偏差値は、公表されている統計データ(e-Stat の各種統計や河合塾偏差値など)の 分布を用いて、あなたの入力値が母集団のどの位置にあるかを算出しています。 「感覚」や「独自ポイント」ではなく、すべての指標を統計データから導出しています。
比較対象は「同性・同年代の全国分布」です(一部の軸は都道府県別分布も参照します)。
基本公式
すべての軸で以下の統一式を使用しています。
- F(x):あなたの値 x が母集団に占める累積割合
- Φ⁻¹:標準正規分布の逆関数
- 算出値は [25, 75] の範囲にクリップしています
例えば上位16%なら偏差値60、上位2.3%なら偏差値70になります。
7軸の詳細
出典:国税庁 民間給与実態統計調査
性別・年齢階級・給与階級のクロス集計から、同性・同年代の年収ビン分布を参照します。ビン分布上での累積割合をパーセンタイルとして使用します。
出典:厚生労働省 国民健康・栄養調査
性別・年齢階級別の平均・標準偏差(正規分布パラメータ)から、正規分布 CDF でパーセンタイルを算出します。
出典:厚生労働省 国民健康・栄養調査 + 独自パラメータ(下記「体型スコアの詳細」参照)
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)² で算出。婚活市場の選好ピークを表す『市場理想 BMI』からの非対称ペナルティを人口分布内でパーセンタイル化し、偏差値化します。太り側は二乗で急落、痩せ側は線形で緩やかに下がる設計です。
出典:厚生労働省 人口動態統計(初婚年齢分布)
初婚年齢の実績分布を参照し、「若いほど高偏差値」となるように累積割合の補数(1 - F(x))を使用します。
出典:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯)
単身世帯の金融資産ビン分布から累積パーセンタイルを算出します。
出典:総務省 国勢調査 + 河合塾 Kei-Net(大学偏差値データ)
最終学歴の人口分布に基づきます。大学卒の場合は、河合塾の入試ボーダー偏差値(45〜70)を大卒人口内での相対位置に変換して加味します。e-Stat 出典データと独自データを組み合わせています。
出典:厚生労働省 賃金構造基本統計調査 + 総務省 労働力調査
職種・雇用形態・企業規模から9段階の安定性スコアを付与し(公務員が最上位、無職が最下位)、各層の人口比を用いてパーセンタイルを算出します。
体型スコアの詳細
体型軸は他の軸と異なり「医学的な理想 BMI からの距離」ではなく、婚活市場における選好ピーク(市場理想 BMI)からの非対称ペナルティを用います。医学的基準と市場での魅力評価にはズレが報告されているためです。
市場理想 BMI
| 性別 | 医学的理想 | 市場理想 |
|---|---|---|
| 男性 | 22.0 | 21.5 |
| 女性 | 20.5 | 19.0 |
女性について、Swami et al. (2006) の日本人被験者を含む研究では、最も魅力的と 評価される女性の BMI は 18.97 と報告されています(英国の 20.97 より有意に低い)。 Tovée et al. (1998) も一般集団で最大 sexual attractiveness を与える BMI を 19〜20 前後と報告しています。男性については Swami & Tovée (2005) が BMI 単独より筋肉量や体型(WCR)の寄与が大きいと示しており、 本サービスでは BMI 21.5 を「細マッチョ域の代理値」として採用しています。
非対称ペナルティ
+ B · max(0, ideal − bmi)
+ C · max(0, 17 − bmi)²
- 太り側(BMI > 理想):二乗で急落 — 距離が増えるほどペナルティが加速します(男: A=1.0 / 女: A=1.2)
- 痩せ側(BMI < 理想):線形で緩やか (男: B=0.20 / 女: B=0.15)
- 極端な痩せ(BMI < 17):二乗で急罰(C=2.0)
Tovée et al. (1998) および Maisey et al. (1999) の attractiveness 曲線は 理想 BMI を頂点とする逆 U 字で、特に過体重方向の減衰が大きいことを示しています。 本モデルはこの非対称性を係数 A > B で明示的に表現します。
偏差値への変換
人口の BMI が正規分布 N(popMean, popSd) に従うと仮定し(国民健康・栄養調査の 3 ビン分布から 2 点プロビット逆算で推定)、「ユーザーの penalty 以上の人口割合」を 数値積分(1001 点)で求めて偏差値に変換します。
偏差値 = 50 + 10 × Φ⁻¹(tail)
参考文献
- Tovée, M. J., Reinhardt, S., Emery, J. L., & Cornelissen, P. L. (1998). Optimum body-mass index and maximum sexual attractiveness. The Lancet, 352(9127), 548.
- Maisey, D. S., Vale, E. L., Cornelissen, P. L., & Tovée, M. J. (1999). Characteristics of male attractiveness for women. The Lancet, 353(9163), 1500.
- Swami, V., & Tovée, M. J. (2005). Male physical attractiveness in Britain and Malaysia: A cross-cultural study. Body Image, 2(4), 383–393.
- Swami, V., Caprario, C., Tovée, M. J., & Furnham, A. (2006). Female physical attractiveness in Britain and Japan: A cross-cultural study. European Journal of Personality, 20(1), 69–81.
※ 市場理想 BMI と係数 A, B, C は上記文献に基づく独自の設計値であり、 e-Stat 由来ではありません。人口 BMI 分布の mean / SD のみ 厚生労働省 国民健康・栄養調査から算出しています。
総合スコア(加重幾何平均)
7軸のスコアを「偏差値50中心の加重幾何平均」で集約します。単純な加重平均だと 強みと弱みが相殺されてしまうため、幾何平均を採用しています。
軸ごとの重みは性別で異なります。婚活市場で重視される傾向が統計的に異なるため、 男女で重みを変えています。
| 軸 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 年収 | 25% | 10% |
| 身長 | 10% | 5% |
| 体型 | 10% | 15% |
| 年齢 | 5% | 25% |
| 金融資産 | 15% | 10% |
| 学歴 | 15% | 15% |
| 職業安定性 | 20% | 20% |
希少性スコア(複合確率の偏差値換算)
総合スコアが「バランスの良さ」を測るのに対し、希少性スコアは 「全軸であなたより上の人がどれくらい少ないか」を直接表します。
希少性スコア = 50 + 10 × Φ⁻¹(1 - 複合上側確率)
- pᵢ:軸 i のパーセンタイル(あなたより下の割合)
- N = 7(軸数)/ K = 3(実効独立軸数)
- 7軸を完全独立と仮定するとスコアが極端になるため、相関を加味して K = 3 で 圧縮しています(経済力・フィジカル・年齢の3次元と捉える)
総合スコアと希少性スコアを並べることで、「バランスは取れているか」と 「市場でどれくらい希少か」を立体的に把握できます。
全国スコア vs 都道府県スコア
結果は「全国分布」と「居住都道府県の分布」の2軸で表示します。 都道府県別データが利用可能な軸(年収・身長・体型・年齢・金融資産等)については、 都道府県内での相対順位を別途算出します。 都道府県データが存在しない軸は全国値を代用します。
注意事項
- 本スコアは統計的な参考値であり、婚活の成功・成婚を保証するものではありません
- 統計データは特定調査年のスナップショットであり、現在の実態と乖離する場合があります
- 本サービスは政府・e-Stat・各所管官庁とは無関係の民間サービスです
最終更新: 2026年4月